楊貴妃メダカ

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説明

楊貴妃メダカは、美しいオレンジの体色を持った改良メダカです。楊貴妃メダカは最も有名な改良メダカで、メダカに興味がない方の中でも知名度がかなり高いです。今回は、楊貴妃メダカの特徴や飼育法などについて説明します。

楊貴妃メダカの特徴

楊貴妃メダカは2004年に作出された改良メダカです。普通のヒメダカよりもオレンジ色が鮮やかで「朱赤」とも呼ばれるほど赤色に限りなく近い体色が特徴的です。

楊貴妃メダカは赤色の細胞を持たないため、赤色になることはありませんが、育て方によっては限りなく赤色に近い濃いオレンジ色に育てることは可能です。

ただし、あまり太陽光が当たらない場所で育てたりするとオレンジ色が色あせてくるため、楊貴妃の鮮やかな朱赤色はもともと持って産まれたものというよりも周りの環境や育て方に左右されることが大きいと思います。

楊貴妃メダカの飼育法

楊貴妃メダカは改良メダカの中でも最も歴史が古く、とても丈夫な個体がほとんどです。このため、楊貴妃メダカの飼育は非常に簡単です。

楊貴妃メダカに限らずメダカ類はどれも同じですが、10リットル以上の容器で数を少なめ、エサも少なめに飼育すれば、どのような環境でも楊貴妃メダカは飼育できるでしょう。

楊貴妃メダカは屋内の水槽でも、屋外でも育てることが可能です。楊貴妃メダカの飼育は一般的なメダカと全く同じなので詳細は飼育法ページを参照してください。

楊貴妃メダカを綺麗に育てる方法

楊貴妃メダカを綺麗に育てる方法を紹介します。

①良い種親を用意する

まずはオレンジ色が強くて形が綺麗なよい楊貴妃の親を用意します。メダカは楊貴妃にかぎらず遺伝的要素が強いためよい種親を用意しないと綺麗な子供が出にくいと言われています。

②黒い容器で育てる

楊貴妃のオレンジ色は容器の色にあわせて濃くなります。このため、透明な水槽や白い容器で飼育するよりも、黒い容器で育てたほうが楊貴妃の色も濃くなります。また、稚魚の頃から黒い容器で育てると親になってもずっと色が濃くなるという説もあります。

③強い光を当てる

太陽光など強い光を与えれば与えるほど楊貴妃メダカの色が濃くなります。屋外で育てれば綺麗な楊貴妃に育ちますが、室内で濃いオレンジ色に育てるのはなかなか難しいと思います。

楊貴妃メダカの繁殖

楊貴妃メダカは改良メダカの中でも繁殖力が比較的高いです。水温20度以上、日照時間が12時間以上あれば毎日卵を産みます。

楊貴妃メダカの固定率

楊貴妃メダカの固定率(産まれてきた子供が同じ楊貴妃の姿をしている確率)は極めて高く、90%以上だと言われています。たしかに、ホームセンターで売られているような楊貴妃メダカでも、子供はほとんど親と同じ楊貴妃に育ちます。ただ、中には色の薄い楊貴妃メダカや黒いまだら模様が入った楊貴妃メダカが誕生することもあります。

楊貴妃メダカの値段

楊貴妃メダカは最も有名な改良メダカで、全国に流通しているメダカのうち半分近くが楊貴妃だと言われています。このため、楊貴妃メダカは全国のホームセンターなどでも販売されており、非常に安価で取引されています。

楊貴妃メダカは1匹数百円から、かねだいのような安売りショップへ行けば1匹300円前後で販売されていることも珍しくありません。改良メダカの中でも楊貴妃は最も安い部類に入るでしょう。

楊貴妃メダカの寿命

楊貴妃メダカの寿命は普通のメダカと同じです。だいたい1年から2年、長くて3年ぐらいでしょう。詳しくはこちらの記事をお読みください。

楊貴妃メダカの種類

楊貴妃メダカを更に改良したメダカの種類はたくさんあります。

久万楊貴妃

久万楊貴妃は楊貴妃の中でも特にオレンジ色が強い系統です。普通の楊貴妃よりも明らかに色が濃く育ちますが、ほとんど出回っておらず専門店に行っても滅多に見かけない珍しい品種です。

紅帝

紅帝は楊貴妃をさらに赤くした品種です。上等の個体では濃いオレンジ色に染まり、日当たりの良いところでは赤く見えるものもあります。最近では紅帝もだいぶ普及しており、熱帯魚ショップなどでも見かけるようになりました。

東天紅

東天紅は楊貴妃メダカのヒカリ体型(尾ひれがひし形になっている)です。基本的な飼育法は楊貴妃と同じですが、ヒカリ体型なので落ちやすく、やや取り扱いが難しいです。

楊貴妃ヒレ長

楊貴妃のヒレが長く伸びたとても優雅で美しい品種です。基本的な飼育方法は楊貴妃と同じですがヒレが切れやすいため水質管理などが普通体型の楊貴妃よりも若干難しいです。

楊貴妃ダルマ

楊貴妃ダルマは文字通り楊貴妃のダルマ体型です。飼育自体は普通の楊貴妃と同じですが、水に潜ることが得意でない個体が多く屋外で越冬させるのは難しいでしょう。また、先天的な奇形や転覆病などが多いため突然死などのリスクもあります。

まとめ

楊貴妃メダカは改良メダカの中でも最も有名です。品種改良も最も進んでおり、固定率も高いため最も初心者向けだと言えるでしょう。

楊貴妃メダカも飼い込むととても美しいですし、東天紅やヒレ長など様々なバリエーションが有り極めて奥深いです。メダカの入門種だけでなく上級者も楽しめる品種だと思います。

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