説明
サファイアメダカの特徴、飼育、繁殖、品種、値段などについて説明します。
サファイアメダカの特徴
サファイアメダカの特徴について説明します。
サファイアメダカは２０２０年に静楽庵というメダカ販売店によって作出されました。サファイアメダカの正式名称は「黒ラメ幹之サファイア系」と呼ばれています。
黒い体色にラメが入る「黒ラメ幹之」のラメを青色に改良したものがサファイアメダカです。このため、静楽庵直系のサファイアメダカは体色が黒いですが、他の作出者によって改良されたサファイアメダカは全身が青いタイプのものや幹之のように体外光が入るタイプもあります。
サファイアメダカの飼育
サファイアメダカの飼育は非常に簡単です。丈夫で病気にもかかりにくいためサファイアメダカは初心者でも簡単に飼育できます。ですが、サファイアメダカは臆病な個体が多く人に慣れづらい傾向があります。
餌をあげても出てこないこともあるため、少しづつ環境に慣らせることが重要です。
サファイアメダカの繁殖
サファイアメダカの繁殖は簡単です。産卵数も非常に多い傾向がありますし、稚魚も弱いということもないため初心者でも簡単にサファイアメダカの繁殖は可能です。
サファイアメダカの固定率
サファイアメダカの固定率は非常に高いです。サファイアの子供は全部サファイアで産まれてくると言われているぐらいです。
実際に９０％以上は親と同じ形で産まれてくるため初心者でも累代飼育が可能です。とはいえ、たまに全く違う個体が産まれてくるため、楊貴妃などよりは固定率は低いです。
サファイアメダカの品種
サファイアメダカの品種について説明します。
令和黒ラメ幹之サファイア系
令和黒ラメ幹之サファイア系は静楽庵がサファイアをさらに改良した品種です。ヒレが赤くなる「令和遺伝子」を持っています。ただ、ラメの色が緑～黄色と幅広く、体色もブラックリムやオレンジが交じる個体が多いため、サファイアメダカとは全く別物になります。
三色ラメ幹之サファイア系
三色ラメ幹之サファイア系は三色ラメに青ラメを遺伝させた品種です。令和サファイアと同じ静楽庵が作出しました。非常に美しく観賞価値が高いですが、固定率が低いため上級者向けのメダカとなります。
令和オーロララメ幹之サファイア系
令和オーロララメ幹之サファイア系は、令和オーロララメ幹之に青ラメを載せた品種です。ただし、あまり大きな声では言えないですが、令和サファイアを累代していくと令和オーロララメ幹之サファイア系そっくりの個体が結構な確率で産まれてきます。
そもそも画像の個体は令和サファイアとして販売されていた個体ですが、どう見ても令和オーロララメ幹之にしか見えません。
白斑サファイア
サファイアメダカにマダラ模様が入る品種です。普通のサファイアよりも色が白く、黒いマダラ模様が入るため白斑サファイアと呼ばれています。
サファイアメダカの値段
サファイアメダカの値段について解説します。サファイアメダカは静楽庵でリリースされた直後は非常に高価でしたが、現在は１匹１０００円から数百円で販売されていることも多いです。ただ、グレードの高い個体や静楽庵の直系個体は現在でも数千円で販売されています。
まとめ
サファイアメダカは改良メダカの中でも非常に美しく人気が高いです。現在はだいぶ価格も落ち着いてきていますし、固定率も非常に高いため初心者にもおすすめです。ぜひお気軽に飼育してみましょう。
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