説明
ネプチューンメダカ(Neptune Medaka)は、2023年に作出されたばかりの新しい改良メダカで、海王星(ネプチューン)の名にふさわしい全身青ラメ、特に頭部の強烈な青い輝きが最大の魅力です。ここでは「ネプチューンメダカ」の基本的な特徴から飼育のコツ、作出に使われた親系統、美しさの鑑賞ポイントまで、網羅的に詳しくご紹介します。ネプチューンメダカに関心をお持ちの方にも、これから飼おうと考えている方にも役立つ内容となっています。
ネプチューンメダカの特徴と魅力
青ラメに彩られたネプチューンメダカの外見的特徴
ネプチューンメダカは、全身にびっしりと入る青いラメが特徴的なラメ系改良メダカです。頭部の発色が特に強く、青系メダカの中でも極めて目立つ存在。見る角度によってはゴールドやシルバーの輝きも見られ、ラメの色味が変化するのも大きな魅力です。体長は3~4cm程度、オーロラ系の遺伝子を受け継いでおり、ヒレにまで鮮やかな光(ヒレ光)が乗るのもネプチューンメダカならでは。尾ビレや背ビレの透明感を活かしつつ発色するため、横見観賞でも十分な美しさが味わえます。
ネプチューンメダカの作出背景と品種の系統
ネプチューンメダカは埼玉のメダカ屋サバンナが作出しました。作出には「宮桜」「ヒミツヘイキ」「サボテン」という3つのラメ系メダカが関わっています。中でも「宮桜」は柿色と青ラメのコントラストが美しく、「サボテン」は緑ラメの発色が持ち味。これらの親系統の良さを組み合わせることで、ネプチューンメダカ特有の深みある青ラメと多彩な発色が生まれました。交配時の表現のバラツキが出やすいため、美しい個体を安定して作出するには累代選別が必要な点も、高級改良メダカならではの特徴です。
ネプチューンメダカの飼育方法
ネプチューンの飼育はややクセがあります。サファイアの血をひいているため多少臆病で人に慣れにくいです。また、水質にも多少うるさいので水換えをきちんとしましょう。
初心者でも育てやすい飼育環境の造り方
ネプチューンメダカは飼育しやすさは★★★★★、導入後の維持はやや難しい(★★☆☆☆)という特性があります。とはいえ一般的なメダカと同じ水槽や容器で飼育可能。ただし、寒暖差の少ない屋内水槽管理が推奨されます。適正な水温は5~28℃と幅広いですが、急激な温度変化には弱いため、ヒーターやファンを使って温度を安定させましょう。水質もpH6.5~7.5程度を維持できれば十分です。ろ過器は必須ではありませんが、こまめな水換えと掃除を心がけてください。
ネプチューンメダカの餌・容器・繁殖のポイント
ネプチューンの繁殖は相当クセが強いです。ネプチューンの原種となったサファイアは産卵開始まで時間がかかることがあります。ネプチューンもそれを受け継いでおり、産卵するまでしばらく時間がかかることが結構あります。それさえ我慢できればあとは他のメダカと同じです。
ネプチューンメダカの餌には特別なものは不要。市販の稚魚用メダカフードや、冷凍の赤虫、ブラインシュリンプなども好みます。餌のサイズはメダカの口に入る小さなものを選んでください。容器は黒系の水槽やプラ舟がおすすめ。青ラメの輝きがより一層引き立ち、迫力ある美しさを引き出せます。繁殖は普通の卵生メダカと同じく、流木や水草を入れて自然産卵を狙う方法が最もシンプル。卵が見つかったら別容器に移し、孵化まで数日待ちましょう。
ネプチューンの固定率について
ネプチューンの固定率は比較的高いですが。真っ青になるのは全体の半分ぐらいです。黄金タイプと呼ばれる金ラメの個体と、シルバータイプと呼ばれる銀色の個体がまじります。それらを許容できるのであれば固定率は比較的高いですが、見事に真っ青に染まる個体はそれなりに珍しいです。
ネプチューンメダカの観賞と発色アップのコツ
上見・横見どちらも楽しめる鑑賞スタイル
ネプチューンメダカは全身のラメ発色が美しいため、上見観賞が最も見ごたえがあります。青ラメが水面に反射してより一層輝きを増し、まるで宝石箱のような美しさです。横見鑑賞ならヒレの光沢や透明感も楽しめ、ヒレ光の表現がよく分かります。特に背ビレや尻ビレの端に乗る光は繊細で、水槽の照明次第で色が変化する様子もネプチューンメダカならでは。ベストポジションを探しながら、多角的に楽しんでください。
発色を良くするための環境管理
ネプチューンメダカの発色をさらに良くしたいなら、容器は黒が鉄則。青ラメ系品種は黒バックで飼うことで体色が引き締まり、ラメの輝きが際立ちます。照明もポイントで、やや青みがかったLEDライトを使うとより一層ネプチューンメダカの青が強調されます。背景が明るいとラメが淡くなりやすいので注意。また、水質が悪化すると発色が鈍るため、定期的な水換えは必須です。餌に冷凍赤虫やブラインシュリンプを与えることで体色維持に効果的です。
まとめ
ネプチューンメダカは、青ラメが全身に広がる非常に美しい改良メダカの新星です。オーロラ系の親系統を活かしつつ、ヒレ光や複雑なラメによって見る角度で表情が変わるのも大きな魅力。飼育自体は普通のメダカと大きく変わりませんが、発色や魅力を最大限引き出すには黒バック容器や柔らかな照明、こまめな水替えがポイントです。上見・横見どちらも楽しめ、改良メダカファンならぜひ入手したい高級品種。鮮やかな青ラメが揺らめくネプチューンメダカの水槽は、まるで小さな宇宙のように華やかで、観賞価値はピカイチです。ぜひ日常の癒しとして、その美しさと魅力を体感してみてください。
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